ムンバイの街角でナノを洗車する男性 
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1 :やるっきゃ騎士φ ★:2013/04/17(水) 08:40:54.52 ID:???

インド自動車大手のタタ・モーターズが、同社の世界最安車「ナノ」を改良し、販売価格の値上げに踏み切る可能性を示唆した。その背景には、ナノの深刻な販売不振がある。ナノは2008年、タタが鳴り物入りでインドに投入した超低価格車。わずか10万ルピー(当時のレートで約28万円)という破格の価格設定で世界の注目を集めたが、インド国民の間では人気が出ず、販売低迷に苦しんでいる。

国内市場での販売台数は、納車が開始された09年7月から13年3月までで、わずか22万9157台。
今年3月の販売台数は1507台と、前年同月の1万0475台から大幅減となった。12年4月~13年3月期の年間販売台数は5万3848台と、前年同期比で28%減少している。

タタのカール・スリム社長は、販売不振の原因について、「ナノの価格設定や品質などのマーケティングが、低所得者から富裕層まですべての層に合致しないものだったことにある」とみている。国内の低所得者層向けにスクーターの代用品として導入されたタタだったが、スクーターを利用している層には高すぎて手が出ず、一方、車を購入できる層にとっては、スクーターの代用品となるような安価な車は買う気にならないのだという。

同社長は「ナノの改良モデルを投入し、売り上げ回復を目指す。結果的に、ナノの販売価格は他のライバル社の水準に近づくだろう」と述べた。ナノの販売が激減したことに伴い、タタ全体の乗用車販売も減少している。インド自動車工業会によると、同社の販売は12年4月~13年3月期に前年同期比で15%減となった。経常利益も2年連続で落ち込み、12年4月~13年3月期も減収減益を計上すると、アナリストは予想する。

タタは過去にも、ナノの改良モデルを開発し価格を値上げしている。発売当初の基本モデルの価格は10万ルピーだったが、改良モデルの価格は、スタンダードタイプが14万2000ルピー、エアコンなどの装備付きの最高級車タイプは最大20万ルピーとなった。このため最近では、富裕層がセカンドカーとしてナノを購入するケースが増えているという。

ブリクス・セキュリティーズのアナリスト、ウメシュ・カーネ氏(ムンバイ在勤)は「タタがインド市場で競合するマルチ・スズキや韓国の現代自動車の製品に対抗するには、ナノの現行モデルの外観と内装を改良する必要がある。加えて、パワステなどの装備も追加することになる」と指摘。「そのため販売価格は約25万ルピーに引き上げられるだろう」との予想を示した。(ブルームバーグ Siddharth Philip)

ソースは
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130417/bsk1304170502002-n1.htm
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130417/bsk1304170502002-n2.htm  
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